わたしたちは主に4つの柱を中心に様々な事業を行っています!
・意思疎通支援
・手話を学ぶ
・情報を知る
・地域を支える
意思疎通支援
聴覚に障がいをもつ人々が多く利用する手話通訳、要約筆記、遠隔手話サービスの事業を主に行っています。
手話通訳の派遣(道委託事業)
北海道や市町村から委託を受けて手話通訳の派遣を行っています(原則無料)。 また、聞こえない方が社内研修を受ける会社や、研修を開催する団体・主催者からの依頼にも応じています(有料)。
要約筆記の派遣
音声言語を母語とする中途失聴・難聴者の方には要約筆記者を派遣します。聴覚障害者の社会生活におけるコミュニケーションの確保を行い、中途失聴・難聴者が自立と社会参加を図れるよう支援します。
要約筆記者養成
手話の理解と取得の困難な中途失聴者・難聴者のコミュニケーション手段としての要約筆記の指導を行うことにより、要約筆記者を養成します。
遠隔手話通訳
市町村窓口等にタブレット端末等を配置し、インターネットを介して情報センターに常駐する手話通訳者が手話通訳支援を行います。
手話を学ぶ
聴覚に障がいをもつ人々の大切な手話言語を学ぶための取り組みを行っています。また手話を学びたい職場、各種団体に対して手話講師の派遣を行っています。
手話通訳者の育成・研修会の実施(道委託事業)
障害者福祉の概要や手話通訳の役割・責務について理解と認識を深め、手話通訳に必要な手話語彙、手話表現技術及び基本技術を習得した手話通訳者を養成します。また研修会を通して知識、技術の向上を図ります。
手話を学ぶための動画提供
北海道における語彙などの手話表現など手話を学習したい方が見て学ぶことできるよう、動画を制作して配信を行っています。
手話講師の派遣
手話の普及のため、講師を派遣し実技だけでなく、聴覚障がい者の生活や文化、実情なども学習に取り入れて、手話という言語を総合的に学べる学習内容に工夫しています。
情報を知る
聴覚に障がいをもつ人々に動画配信やDVD貸出などを通してわかりやすく情報提供できる取り組みを行っています。
映像ライブラリー(道委託事業)
様々な講演や聴覚障害者関係団体の集会等を記録したもの、また医療・教育・職業・地域交流など社会生活上、聴覚障がい者にとって情報提供が必要と思われるもの及び手話学習を目的としたビデオを制作します。制作された自主作品等のビデオ及びDVDを聴覚障害者及び関係者に貸し出します。
手話で伝える動画の配信
手話言語で語る動画を通して生活・手話学習など、わかりやすい内容を見ていただくように発信しています。
今回ご紹介するのは「花のふるさと 手話歌版」
ガーデンフェスタ北海道2022のテーマソングである『花のふるさと』に手話表現を添えて、テーマソングと手話言語の普及の願いを込めて、恵庭市が作成しました。
センターだよりなどの情報発信
北海道聴覚障がい者情報センターに関わる様々な情報をPDF形式でわかりやすくお伝えします。
地域を支える
当センターでは北海道各地に居住する聴覚障がい者の生活全般において具体的な支援に配慮する取り組みを行っています。
きこえ・生活相談
道内にお住いの聴覚障がい者のほか、ご家族・学校・雇用主など 聴覚障害者に関係する方々からのさまざまな相談に応じます。悩みや困りごとなど、どんなことでも構いません。お気軽にご相談ください。
災害情報
2018年9月6日に発生した胆振東部地震の被災地に住むろうあ者の生活を支援するほか、コロナウイルス感染症の対策など社会的な問題は聴覚に障がいをもつ人々の生活に関わるため、安全に生活できるようにわかりやすく情報を提供したり、支援を行う取り組みを行っています。